ダラム大学

ダラム大学徹底解説01:~カリキュラム解剖編~

ご挨拶

皆さんこんにちは。CviNa留学ブログ運営者の「春風亭くろへい」です。今回のブログでは、ダラム大学徹底解説01:~カリキュラム解剖編~というお題が示す通り、ダラム大学とはまずもって何か、そしてどういうカリキュラム形式で授業が行われているのかを徹底的に解説していきたいと思います!

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” balloon_effect=”jiggly”]

「イギリスの大学のカリキュラムや授業形式について詳しく知りたい人、必見の回となっておりまーす!」

[/word_balloon]

毎日の生活スタイルやイギリスの授業や課題に追われている生の声や悲痛の叫びを聞いてもっとイギリスの大学をリアルに感じたいという方は以下のTwitterをフォローすることをお勧めします!笑

また、こちらのブログの「Enquiry」で質問を受け付けていますし、このブログのコメント欄にお仕事のリクエストやこんな記事を書いてほしいなどの要望も書いてくださるとうれしいです!

TwitterのDMにも対応していますのでお気軽に質問してくださいね!

それでは、本題に入るとしましょう!今回のブログでは前編ということもあり、主に1と2の話題について取り扱っていきます!

目次

  1. ダラム大学の概要
  2. ダラム大学のカリキュラムの仕組み
  3. ダラム大学の授業の仕組み~レクチャーとセミナー~
  4. ダラム大学の評価の仕組み~EssayとExam~

ダラム大学の概要

これを読んでくれている方はもしかしたら、イギリスの大学進学を念頭に置いて調べていてこのサイトにたどりついた人、なんとなく海外留学を考えていて調べていたらたどり着いたという人、もしくは「くろへい」のファンだったりで読んでくださっている方だと思います。

[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くまさん” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” balloon_effect=”rubber”]

最後はないでしょ。。。笑

[/word_balloon]

などという突っ込みも聞こえてきそうですが、せっかくこのブログに来てくださったので、春風亭くろへいが今現在通っているダラム大学とは何ぞやという皆さんの疑問を解決するために大学の概要から紹介していきたいと思います。

イギリス
成立年1869年
CountyDurham(ダラム)
学部生の数14588人(2019/20)
ダラム
インターナショナル生の割合18%
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くろへい” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]

もっとダラム大学の統計に興味がある方はこちらのリンクから見ることができます!

[/word_balloon]

地図だとここら辺です!イングランドの北東部に位置していることがこの記事から一目でわかっていただけると思います。友達にダラムの位置を教えて地図を見せると、たいていは

[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くまさん” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” balloon_effect=”rubber”]

ほぼスコットランドやん!

[/word_balloon]

というコメントをいただきます。笑

実際にダラムに行くときは、

東京羽田→ロンドンヒースロー空港→ニューカッスル空港→ダラム

という旅路をたどっています。ほかの友達は、

ロンドン→ダラム

を電車で3時間くらいかけて北上してくる子たちもいます。電車に乗ると結構あっという間にダラムにつくのでロンドンから三時間かかるなど聞くと
「アクセスしにくいんじゃないか」など心配すると思われますが、全然そんなことはないですよ!

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くろへい” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” balloon_effect=”pulse”]

アクセス面で心配しなくてよいということですね!

[/word_balloon]

イギリスで三番目に古い大学、そしてカレッジ制

見てわかる通り、ダラムは1869年に設立されました。もともとは産業革命に伴って炭鉱地のあったニューカッスルで働く炭鉱夫の教育を目的に作られた側面が強い大学でしたが、のちには「北のオックスフォード」と呼ばれるようになります。アカデミック色が強い大学に成長していきます。

そして、今はイギリスで三番目に古い大学としてイギリスの伝統校の側面やカルチャーを強く保持している大学としても知られています。イギリス最古の大学はオックスフォード大学で設立年は定かではありませんが、1096年には教育システムがあったのではないか、と予想されています。1167年から大学がシステム化していったそうです。
(出典はOxford大学のウェブサイトです。気になる方は調べてみてください)
ケンブリッジ大学が二番目に古い大学で1206年に設立されたそうです。

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くろへい” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]

ちなみに僕はどちらも観光で行きましたが、ケンブリッジの街並みやキャンパスの方が好きでした笑

[/word_balloon]


観光TIPS

本題とは関係ないのですが、ケンブリッジとオックスフォードを観光しに行こうと思っている方にここで一つアドバイス。

オックスフォードはハリーポッターの大聖堂や不思議の国のアリスなどの舞台として有名なのでそれらが好きな人はオックスフォードの観光をお勧めします。

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くろへい” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” balloon_effect=”jiggly”]

実際にOxfordにアリスのグッズを販売しているお店があるのですが、ものすごくかわいくて僕もコースターとポスターを買っちゃいました!

[/word_balloon]

逆にケンブリッジは本当にめちゃくちゃ大きな中世の町、そして知の結晶である大学が町の中心部にあります。The FitzWilliams Museumや自然史恐竜博物館などの施設も充実しているので中世の町の雰囲気や美術館などを楽しみたい方にお勧めです。また、夏はPuntingもできるのでお勧めです!Puntingとはケンブリッジ市内に流れる河をゆったりと船で巡るものをいいます。のんびり平和な時間が過ごせて、めちゃくちゃ心が落ち着いたのを鮮明に覚えています。

動画から雰囲気伝わりますか?

ダラムのカリキュラムの仕組み

日本やアメリカの4年制総合大学のカリキュラムに慣れている人はびっくりするかもしれませんが、イギリスのみならずヨーロッパの総合大学は3年制なんです。

なので、日本の一般教養という授業がカットされていることがほとんどです。
イギリスの高校生は高校在籍中にA-Levelという試験を二年間やり、A-levelで取った一番高いスコアで受けられる大学を受験します。
詳しい説明は以下のYouTubeからご覧ください!

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くろへい” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]

「つまり、ここで一番重要なのはイギリスでは一般教養は高校の二年間で学ぶため、大学は自分の専攻を三年間みっちり深堀できる、ということです!」

[/word_balloon]

なので、総合的に自分の興味分野がある程度高校までで定まっていて、もっと○○について深く学びたい!などがある人だと、イギリスの大学で勉強するのは一つの選択肢としてありだと思います。

ダラムのカリキュラムの仕組み

さて、イギリスの大学の仕組みについて理解してもらったと思うので今度は、
ダラム大学のカリキュラムの仕組みの解説にうつりましょう。

年間に6コースの履修

ダラム大学では、年間に6つのコースを基本的に取ります。

120単位を一年間で取らなくてはいけなく、1コースが20単位分のものとしてカウントされるので、年間で6コースとります。

もちろん、各学部によって一学期だけのもの、10単位分の科目などありますが、人文、社会学系は基本的に1コース20単位を6コース取るということで落ち着いています。

ダラムは三学期制

よく一学期、二学期を表すのに「Semester」という単語が使われていますがこれはダラム大学ではあまり使われません。ダラムだとそれが「Term」と呼ばれます。

ダラムではタイトルにも書いた通り、三学期制です。

First Term(一学期)はFormative(評価に含まれない課題や宿題)やResearch Projectの提出があり、

Second Term(二学期)にはSummative(評価に含まれるエッセイや課題)の提出が殺到し、

Third Term(三学期)にはExamやSecond Formative, Summativeがあります。

これらの課題提出に加え、日々のセミナーやレクチャーに出席したり、大学のサークル(ソサイエティと呼ばれます)や体育会での活動があったり、友達を呼んでのディナーパーティーがあったりするので、学期中は目が回るくらい忙しいです。

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” balloon_effect=”jiggly”]

最後のディナーパーティーは一人で自炊するのがさみしいため積極的に友達にご飯を作って一緒にたべることで、自炊のモチベーションを上げています笑

[/word_balloon]

テスト、レクチャーとセミナー

これはイギリスの大学のカルチャーかわかりませんが、ダラムでは一年の最後に比重の大きな期末テストが用意されているので、それに対して通年しっかりとコンスタントにテスト勉強をしておかないと直前で泣きを見てしまうことになってしまいます(;’∀’)

なので、休暇中でも実家に帰らずキャンパスに残って勉強している生徒も多いですよ!図書館や自習棟も休暇中でも空いていることが多いです。

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” radius=”true” name=”くろへい” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]

課題やテスト、そしてどんなレクチャーやセミナースタイルなのかは次号のブログでまたとことん解説していきたいと思います!

[/word_balloon]

最後に

みなさん、最後まで読んでくださりありがとうございました!

次回、ダラム大学徹底解説02では、テストの仕組みや課題、エッセイそして授業スタイルについて書いていきたいと思います。

次回も内容の濃い記事になりそうです。

読んでくださるとうれしいです!では、また!