ダラム大学

ダラム大学に戻りましたという報告

みなさんこんにちは、くろへいです!

9月にさしかかり、だんだんと寒くなってきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

最終学年をしにダラムに戻ったので報告がてらこれを書きます!

くろへいは、9月1日からまたダラム大学に戻ります。

ついに、ついに、最終学年の幕開けです。本当に早かったなぁ。。。

四年前、イギリスの大学に進学することを決めて内心めちゃくちゃビビッてたあの頃に思いをはせながらこのブログを機内で書いてます。

今でも鮮明に覚えていますが、周りとちがう決断をしたことにその当時は顔や態度に出していませんでしたが、そうとうビビッてました。笑

帰国子女じゃないし。インターナショナルスクール経験もないし。慶応大学という一般的には認められている大学を蹴ったし。せっかく中学校受験に耐えて、高校も志木高校に進学し、自分で言うのもなんですがそこそこの好成績をキープしながら部活に思いっきり打ち込んでいたし。

本当にこの道でいいんだろうか、いや、自分は本当にこの道でやっていけるのだろうか、そう思って不安が不安を呼ぶ負の連鎖に陥っていました。

四年前の同じ日。確かぼくは池袋の無印良品店のとなりにあるスターバックスにジュンク堂に一人でよった帰りにちょっと寄り道しました。

そこで、大学卒業を控えた自分に手紙を書いたんですね。

  • 今何をしていますか。
  • 自分の精一杯を尽くしていますか。
  • 学費投資に見合った分だけの生活ですか。

(学費を授業数で割ったら、1日2万円くらいインターナショナル生はかかります。一日二万円に見合った生活をできていますか?と書いてiPhoneの壁紙にしていたこともあります。のちのち友達に見られて「まじめすぎw」と爆笑されてすぐ変えましたが笑)

答えはまだ出せていません。二年生の社会学と教育社会学の科目は本当に好きなので文字通り寝る間も惜しんでやっていました(というか、好きなので睡眠や食事を忘れて没頭していました笑)

が、あまり興味を持てなかった20世紀のヨーロッパ美術史などでは効率のよい省エネ勉強法をとりいれてしまったので、そこをものすごく後悔しています。

この二年生の経験から、三年生は自分が時間と食欲をわすれて没頭できる科目のみ選択し(といってもシラバスを見た限りなので本当に教授のスタイルとマッチできるか、など未知数な部分はかなりありますが)、さらに卒業論文も自分の一番研究したかった教育現場における不平等性をセクシャリティの観点から読み解くというテーマを自分で設定し、夏中かけて研究しました。

その結果、これになら没頭できるし、指導教授とも性格がマッチすると思ったので全力投球できる環境をうまく作り出せたと思います。

今年の1学期の抱負、または目標

今年の一学期は特に、自分が本当に大学院に進んでまで研究したいくらい研究者資質があるのか、それとも実践的な人で大学卒業後就職という道をとるのか、見極める大切な学期にしたいと思います。

コロナでオンライン授業が大学院で行われていなかったら迷わず院に進んでいたと思いますが、来年のアプライを考えているイギリスの大学院はオンラインとオフラインの半分半分になるのでそこが一つ院進をやめようか考えているところです。

どうせ同じ額の学費を払うのであればすべて対面授業で教授と密に会話できる環境で学びたいなぁと思っています。

そこで、一学期は自分が本当に研究に身を捧げるくらいの研究者気質なのか否かを調べたいと思います。

また、それと同時にもし自分がしっくりくる道が就職であった場合、スムーズに方向転換できるように業界リサーチなども並行して行う予定です。

まだ少ししかリサーチを始めていませんが、他の海外大学生の方のブログを読む限りは国内大学生と比べて「情報」が圧倒的に不足してしまい、これが就活をするうえでかなり大きな痛手になるそうです。ちなみに自分は以下のサイトを登録しています。

もし、これを読んでいる海外大学生の方でまだなにも登録していない方はとりあえず登録してみることをお勧めします。メルマガなどで役に立つ情報を見ることができますし、業界マップなどが一目でみれるので重宝しています。

ここからウズキャリに登録できます!

あとは、進路選択に差し掛かるたびに思い出すのが小説「何者」ですね。「何様」の感想はこちらに書きましたので読んでみてください。近いうちに「何者」も書いてみたいと思います!

来年のTO DO一覧表

こんな感じで来年の身の振り方を考えていたら、しっかりと自分でアウトプットしてやることを「可視化」することが大事だとおもったので、来年のTo doを書きました。こんな感じの大学三年生生活になりそうです。

来年のTO DO LIST

バレー部

  • 練習; 火-金 8-10pm

火, 木: 筋トレあり?? 7-8pm?

  • オフ;月曜日, 日曜日
  • 試合;水曜日、土曜日 

卒論 (5つの章)

教授によると、9時ー5時の仕事としてとらえるべき、とガイダンスで厳しくいわれたので日中授業が入っていない日はほぼ卒論のリサーチに時間を費やすと思います

  • 1章: イントロ (800語)
    • 自分のリサーチの紹介
    • リサーチの狙い
    • リサーチの重要性などを述べます
  • 2章: 使用する文献の総括(3000語)
    • この著者はこうこうこんなことを言っていて、それをもとに自分のリサーチをどう進めるかを述べる
  • 3章: 自分の論文で使用する方法やメソッドの紹介 (1800語)
    • どうやってデータを分析するかなど書きます
  • 4章: 結果とディスカッション (3000-4000語)
  • 5章: まとめ、結論 (800語)
    • 自分の研究の限界やこの研究をもとに、未来にどんなリサーチができるのか。
    • 自分の論を批評して総括する

卒論に関しては、とりあえず4のディスカッションに入れたらいいなぁと思っています。

就活

  • 業界マップを見て行きたい業界の情報収集
  • オンライン企業説明会、オンライン省庁説明会に参加して情報収集

他の科目の勉強

他のコミットメント

  • 同じ学部一年生の勉強サポート(アカデミック・ペアレンツ制度がダラムにはあります。詳しくはこちらのブログで!)
  • まなぶてらす(オンライン家庭教師塾)
  • 日本語のオンライン家庭教師
  • 学生団体Tasukakeライター
  • このブログを書く
  • 美術史サークルの幹部(会計)

などがざっとあります!なので、効率的に時間を使うためにも本格的に授業が始まる前にエクセルで大まかな自分の時間割を作ろうかなぁと思います。

それの大枠に沿ってこれらを進めていくことがとても大事になってくると思います。

さらに、毎日寝る前に翌日の詳しいミクロなTo Doを作ってしっかりと卒論プロジェクトを軌道に乗せないとですね!

教授と話せるのが1ヵ月に一回とか、多くて2週間に一回(自分で研究をすすめて問題点を明らかにしたうえで話に行かなくてはいけない)ので、毎日コツコツ自分に厳しくできるかどうかが卒論作成が成功するか否かの分け目になってくると思います。

まとめ

これを書いていてかなり気がめいりそうですが、着実に頑張ります!

ではでは、また次のブログでお会いしましょう。