こんにちは。
久しぶりの更新です。
9月にイギリスに無事到着し引越し諸々終わり、なんとか新生活のリズムを掴み始めている今日この頃です。写真はダラム城です!

ダラム大学に到着しました
新学期が始まるということで、さらに今年は一番重要な最終学年なので学業一番で突き進む予定なので、まなぶてらすへのコミット時間も少し減らしています。レギュラーの生徒さんはこれまで通りしっかりと責任を持って指導していこうと思っています。
ダラム暮らしのアップデート
今はフィンランドからの留学生で哲学専攻の子と暮らしています。
そこで、たくさん社会学と哲学がリンクするので色々と話し合っているのですが何せ哲学一本の人に太刀打ちできるような知識を持っていないですし、それに加えて西洋哲学の大雑把な概要の把握もできていないことに気付きました。
とりあえずKindleを購入し、Unlimited会員でもあるので該当する本を手当たり次第読みあさり大雑把な流れを頭に入れるところから始めています。
ダラム暮らしについては詳しくはこちらのブログから!
哲学本の紹介
そこで読んだ本の中から「小学生や中学生の生徒さんにもわかる入門書」を紹介していきたいと思います。
これを僕が中学校や小学生のときに知っていたら!最強大学生になれていたんじゃないかなってくらい内容がとてもわかりやすく、簡潔に、かつ興味をそそるような構成になっているのでお子さんの興味を広げたい親御さんに是非お届けしたいなぁと思って早めに大学の勉強を切り上げてこの記事を書いています。
リベラルアーツ教育に興味のある親御さんにも読んでいただきたいです。
哲学って何?って聞かれたらどうかえしますか?
ところで、哲学って何?ってお子さんに聞かれたらなんと簡潔に答えますか?
今日一人生徒さんと授業をしていて、哲学に興味があって大学で少し専攻している僕でも言葉に詰まってしまいました。
しかし、そのお子さんの問いを適当に濁すか、そこから考える時間と本を与えて考えさせるかで、その後のお子さんの学問に対する熱意や視野の広がりが変わってくると思います。
そこで、実際におすすめしたい本を厳選して紹介するので是非、ご一読ください!

史上最強哲学入門・飲茶著
この本の作者・飲茶さんは東北大学大学院の出身であり、哲学や心理学、数学などの難しいアカデミックな内容を噛み砕いて楽しく本を通じて教えてくれます。
実際に大学の勉強で取り扱う哲学者はとてもニッチェで、たまに全体を俯瞰することを忘れてしまうのですが、この本をそばに置いておくとそんなことはなさそうです。
というのも、ギリシャ哲学から最新の哲学までさらっと書いてあり、しかも関係性を強調しながら書いてくださるので各哲学者の関係性などが見えてきてとても面白いです。
あとは、大学生にもおすすめなのですが、何せこの本は話し言葉で書かれているため、小学生でもわかるようなコンテンツになっています。
少し授業で小学生の生徒さんに紹介したのですが、興味を持って読んでくれました。
一家に一冊持っておくとお子さんの興味を刺激してくれるかもしれませんよ( ̄▽ ̄)

史上最強の哲学入門 (河出文庫) [ 飲茶 ]
史上最強の哲学入門「東洋の哲人たち」・飲茶著
飲茶さんからまたまた哲学の入門書が出されています!
今度は東洋の哲学にスポットライトを当てたもの。
実は、イギリスの大学で老子、孔子、そして日本の神道や儒教など習うことがあり、それらの思想と絡めて自分の案を発表する機会がたくさんあるのですが、実際にこれらを簡潔に説明しようとするとできないことが多々ありました。
イギリスにいる一人の日本人として見られることが多い僕にとって、これらの思想を説明できないことは悔しいことでもありました。
小学生からこういった入門書でいつでも立ち返ることのできる「基礎」を作っておくことで将来留学した時などものすごく役に立つと思います。
こちらも一家に一冊おすすめしたいくらい簡潔に、そして関連づけてまとまっています。
詳しくは以下のリンクからご覧ください!

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫) [ 飲茶 ]
今日紹介する本はこれらの二冊です。
ご興味もたれたら是非是非リンクからご覧ください!
また、レッスン内でもおすすめ本の紹介など行っております。
是非是非お気軽にご相談してくださいね。
ガチで書いた高校・大学生におすすめの本紹介はこのブログを参照してください。
ではでは!